2026年8月1日に開院しました|WEB予約受付中

高血圧と言われた方へ

健診や自宅で測った血圧が高くても、ほとんどの場合は症状がありません。
しかし、高い血圧が長く続くと、少しずつ血管や心臓に負担がかかります。

高血圧は「血圧の数字だけ」の問題ではありません。
血管・心臓・脳・腎臓を守るために、早めに確認しておくことが大切です。

血圧はなぜ上がるのでしょう?

血圧が上がる原因は一つではありません。

加齢

年齢とともに血管が硬くなり、血圧が上がりやすくなります。

動脈硬化

糖尿病や脂質異常症などで血管が硬くなり、血圧が上がりやすくなります。

塩分のとりすぎ

塩分が多いと体に水分がたまり、血圧が上がります。

体重増加・運動不足

体重増加や運動不足は、血圧上昇につながります。

ストレス・睡眠不足

交感神経が活発になると、血圧が上がりやすくなります。睡眠時無呼吸とも関連します

喫煙

喫煙は、血管や血圧に負担をかけます。

高血圧と動脈硬化は「悪循環」

血圧が高い状態が続くと、血管の壁に負担がかかる

血管が傷み、動脈硬化が進む

血管が硬くなり、さらに血圧が上がりやすくなる

高血圧と動脈硬化は、お互いを悪化させる関係にあります。
血圧を適切に保つことは、将来の脳卒中・心筋梗塞・腎臓病を防ぐためにも大切です。

高血圧は心臓にも負担をかけます

血圧が高いということは、心臓が毎回、強い力で血液を送り出さなければならないということです。この状態が続くと、心臓の筋肉が厚くなる心肥大が起こることがあります。


塩分と血圧

塩分を多くとると体に水分がたまり、血管を流れる血液が増えて血圧が上がります。
食塩1日6g未満が一つの目標です。

塩分を減らすコツ

  • 麺類の汁を飲まない
  • 漬物・梅干しを毎食食べない
  • ハム・ソーセージ、練り物など加工食品を減らす
  • しょうゆやソースはかけないで、つける
  • 食品表示の「食塩相当量」を見る

小さな工夫でも塩分を減らすことができます。

更年期と血圧

女性では若いころは比較的血圧が低くても、40~50代以降に血圧が上がってくることがあります。
閉経にともなう女性ホルモン(エストロゲン)の変化に、加齢や体重の変化なども重なり、血圧が上がりやすくなります
「今まで血圧は低かったから大丈夫」と思っていた方も、更年期以降は時々血圧を確認してみましょう。→更年期症状のページへ

血圧の変動

血圧はいつも同じではありません。
1日の中では、朝上がりやすくなっています。また、仕事中など交感神経が活発になると血圧は上昇し、睡眠中など副交感神経が優位になると下がります。
また、血圧は季節によっても変わります。
冬、寒くなると血管が縮むため、血圧は上がりやすくなります。特に寒い朝や脱衣所などは急に血圧が上昇して危険なこともあります。
逆に暖かくなると、血管が拡張するため血圧は下がります。また、夏に汗をかくと脱水になってさらに下がることもあります。季節によって薬を調整することもよくあります。

血圧を下げるためにできること

減塩

減量

体を動かす(有酸素運動)

野菜・果物をとる

睡眠をとる

禁煙

家庭血圧をはかる

ストレスをへらす

高血圧と睡眠時無呼吸症候群

高血圧と睡眠は深く関係しています。睡眠中に呼吸がとまる睡眠時無呼吸症候群が高血圧の原因になっていることは実は少なくありません。睡眠時無呼吸症候群は、心臓に負担がかかる病気です。家庭で簡単に検査をすることができます。
若いころから高い、薬でなかなか下がらない方はご相談ください。
→睡眠時無呼吸症候群のページへ

「血圧が少し高いだけ」でもご相談ください

  • 「健診で血圧が高いと言われた」
  • 「家で測ると朝だけ高い」
  • 「薬を始めるほどなのか分からない」
  • 「最近になって血圧が上がってきた」
  • 「今の薬で下がりすぎていないか心配」

このような場合もご相談ください。

血圧の数字だけではなく、年齢や生活習慣、糖尿病・脂質異常症・腎臓病なども含めて、その方に合った血圧管理を一緒に考えていきます。